みなさんはじめまして!!
私は宇宙映画プロデューサー“チババ”と申します。
これから私が、今回の「超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」の舞台となっている
“イースター島”のことをいろいろ紹介していきたいと思います。
今回は最初ですので、私、“チババ”が実際に見てきた、“イースター島”がどんなところかの紹介をしましょう。
“イースター島”日本から遠く離れた、南半球の南アメリカ、“チリ共和国”にあります。
しかし、チリの首都“サンチャゴ”からでも西へ約3700キロ離れていて、
人が住住んでいる1番近い島からも400キロ以上も離れた、まさに絶海の孤島です。
チリからイースター島に向かう機内、それぞれの席に設置
されているモニターには目指す“イースター島”の文字が!
島には今回の超劇場版でも登場する“モアイ”と呼ばれる人の形をした“巨大な石造”がたくさんあるという、
とっても不思議な神秘の島です。
1995年には この“モアイ”を含むイースター島全体(ラパ・ヌイ国立公園)が、ユネスコの『世界遺産』に
登録されています。
島の中心は“ハンガロア村”があり、そのはずれに“マタベリ国際空港”という大きな空港もあります。
マタベリ国際空港
チリ本土とタヒチとの間を行き来している定期便のラン航空機
島に行こうとすると一般的にはチリ本土の首都“サンチャゴ”もしくは隣の“タヒチ”から飛行機に乗ってこの空港へ
到着することになります。
この空港はなんと、島の端から端へつらぬく、3000メートルを超える長い滑走路を持っています。
普通に飛行機が離着陸するには長すぎるこの滑走路。
実は、その昔、NASAのスペースシャトル計画の中で、緊急着陸用を兼ねて作られたものです。
その後のNASAの計画変更で実際にはスペースシャトルが着陸をすることなく、現在に至っているそうです。
しかし、島には、今でもNASAの施設があり定期的に点検はしているそうですよ。
ちなみに島のに住んでいる人の数は約3,800人(2005年・統計でですが...)
話す言葉はチリ本土と同じくスペイン語です。
島にはラパ・ヌイ語という言葉もありますが、基本はスペイン語です。
オロンゴ岬に向かう山の中腹から見た“ハンガロア村”
手前には写真の左から右へ長く伸びるマタベリ空港の滑走路が。
島の主な産業は観光だそうです。
多くの観光客は、チリ本土から国内旅行で訪れる人ですが、次に多いのが比較的近い隣の“タヒチ”を経由して訪れる
フランス人(タヒチはフランス領なので)だそうで、そして、その次に多いのが“日本”からの観光客だそうです。
日本では“イースター島”は他の国よりはるかに一般的に知られている島だということなんですね。
また、島内には工場らしきものは発電所ぐらいしか無く、ほとんどの物資がチリ本土から空輸されて来ます。
気候は南半球と北半球の違いはありますが日本で言うとちょうど、沖縄県のような 緯度に位置し、良く似ています。
違いはひっきりなしに吹く強い海風でしょうか...
周囲に何も無い島なので絶えず強い風が吹いています。
火山島である島の表面は火山岩と赤土に覆われています。
強い風が吹くたび、舞い上がる赤土で、喉が痛くなることもしばしば...
もしも、島に行ってみようと思うのであれば、マスクの持参をお勧めしますよ。
さてさて、この“イースター島”なぜ、“イースター島”と呼ばれるようになったのか...
実は、1722年にオランダのヤコブ・ロッゲフェーンという人が、この島を発見したそうですが、発見したその日が、
キリスト教の復活祭<イースター>の日だったからだそうです。
英語ではイースター、イースター島として有名ですが、現地を含むスペイン語の地域では、この島を“復活祭の島”という
意味で“イスラ・デ・パスクア”と呼んでいます。
この飛行機の案内掲示板も、“イースター島”では無く“イスラ・デ・パスクア”になっているでしょ。
チリの首都“サンチャゴ”からイースター島へ向かう空港で。
スペイン語で行き先が表示されています。
そしてもともと、島に住んでいる人たちは島のことを“ラパ・ヌイ”と呼んでいます。
さて、次回からは、「超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」にも登場する、“イースター島”のいろんな事をレポートしてゆきます。
ご案内は、
宇宙映画プロデューサー・チババでした!!
「超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」は
2月27日(土)全国ロードショーです!!
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